国民生活金融公庫活用術
このサイトは、主にこれから起業をしようとする方や、起業して数年の方が日本政策金融公庫(旧 国民生活金融公庫)から事業資金の融資を受けるための情報を提供し、はじめて利用される方が適正に日本政策金融公庫(旧 国民生活金融公庫)の融資制度を利用できるよう、分かりやすく解説しています。※このサイトおよび当事務所は日本政策金融公庫とは一切関係ありません。
H20.10月から国民生活金融公庫は他の政府系金融機関と統合のうえ「日本政策金融公庫」となりました。
審査基準や融資制度などは、今までとほとんど変わらないようです 
     
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今月の資金繰りに困ったときに読むコラム
 
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ようこそ今月の資金繰りに困ったときに読むコラムへ。

さて、こちらを訪れる方はみな「お金(資金繰り)」の問題で悩まれている経営者です。
今まさに資金繰りに悩まれているとしても、これを読み終わる10分間だけは心を落ち着けてください。

「お金(資金繰り)」で悩まない経営者はいません。たとえ成長著しい会社でも、業績が芳しくない会社でも経営者には必ず「お金(資金繰り)」の問題がついて回るのです。

決してこれを読まれている「あなた」だけが特別なのではありません。

私も行政書士という国家資格での仕事のほかに会社を一つ経営していますから同じです。「お金(資金繰り)」に関する心配は色々とあります。

そして、「お金(資金繰り)」について切迫して困っているときこそ心を落ち着けることが重要になります。

経営者は判断が仕事ですが、こと切迫した「お金(資金繰り)」の問題になると冷静な判断が出来なくなります。そのような状態では最善の解決策を選択することは出来ません。

ですから、10分。10分だけでも深呼吸して心を落ち着けてください。

・・・さて、問題は今月の資金繰りです。

資金繰りがつかないというのは、
すなわち「支払い」に充てるお金が不足しているという状態ですね。

この状況を打破するには、基本的に二つの方法しかありません。


   @どこかからお金を借りてくる

   A支払い先に支払いを待ってもらう


この二つのどちらを優先して行動するかという話になります。
各人の状況により、どちらを優先させるべきかは様々ですが、あえてざっくりと言うと、
成長のあまりお金が足りない状況〜つまり、売上は上がっているのだけれど、それに伴う支払い(仕入れ代、人件費、広告宣伝費等)の方が先にやってきてしまうのでお金が足りないという状況の場合には@の「どこかからお金を借りてくる」ことが最優先課題になります。

この場合で、数ヶ月先に資金ショートするという場合にはじっくりと国民生活金融公庫や銀行から通常の融資を受けるのがベストです。

しかし、数日先に資金がショートするという状況ならば、とにかく当面を何とかすることが優先事項です。

もちろんAの「支払い先に支払いを待ってもらう」という選択肢もある訳ですが、強引にそこを遅らせると、


   信用を落としてしまう


・・・という大問題が発生します。

ベタな話ですが、ビジネスはやはり「信用」が第一です。
信用が落ちると、とたんに本業に悪影響をもたらします。
従業員への給料を遅延させれば、会社を離れていく可能性が高いでしょう。
仕入先への支払いを遅らせれば、二度と商品を売ってくれなくなるかもしれません。

今月の資金繰りはクリアできても、結局、本業に悪影響が出るのであれば根本的な解決にはなりません。
特に成長途上にあるあなたの会社の勢いが変なところからそがれてしまうことにもなります。

昔と違って、現在は「怪しい業者」でなくても即日〜数日で融資してくれる金融機関も結構あります。
詳細はこちらのページ(『緊急の資金調達先はどこ?』)をご覧ください。

但し、即日系はどうしても金利なども高めになる傾向があります。
成長している会社ならば、長期で低金利で融資をしてくれる金融機関も探せると思いますので、当面の資金繰りだけつけたならば、これを機会にじっくりと融資してくれる金融機関を早めに確保しましょう。


次に残念ながら、現在は業績不振で資金繰りがつかないという場合です。
この場合の判断は非常に難しくなります。
成長している企業と違い、即日系融資で一時的な資金繰りを何とかできてもその後が続きません。
成長企業と違い、低利で融資してくれる金融機関を探すのは困難だと思います。

そうなると、当面で借りたお金を返済するのも難しい、そのうえ高金利がずっしりと負担になります。

即日系融資で借りるにしても、支払いを待ってもらうにしても、この場合は「そもそも事業を継続するのか?」という本質的なところを先に決めるべきだと思います。

私も同じ経営者ですから、せっかくここまで頑張ってきた事業を「止めたら?」なんて気軽に言えないことは分かっています。
しかし、先の見込みが見えないなかで、高金利の融資を繰り返して資金繰りをつけていく作業は冷静な目で見ても傷口を広げていく作業に貴重な時間を費やすことといえます。

もし、冷静に、論理的に考えて、「現状のままでは業績が回復することは見込めない」という結論に達したならば、いったん事業を「休止」させるのも勇気ある決断だと私は思います。傷が浅いうちなら何とか再起を期すことも可能です。小休止のあと、失敗を糧により強い経営者としてカムバックすることもあります。

私は多くの中小企業経営者を見てきていますが、この決断が出来るにズルズルと深みにはまっていくケースをいくつも見てきています。
少なくても、ここでは「見栄」を捨てて第三者的見地で考えることが重要です。

もし、止めるという決断をしたならば、とりあえず支払いを待ってもらうように交渉しましょう。

その上で、家族でも誰でも低利で貸してくれる人を探して返済に充てましょう。
もし、金策がつかなければ支払先の人に分割での返済などを提案していきましょう。

もちろん、どんなに現状が苦しく、当面の業績回復の見通しが見えなかったとしても自分は石にかじりついてでもこの事業を続けていく〜そう思えたのなら、それは同じ経営者として私も止めません。
介護の「コムスン」などを経営するグッドウィル・グループ会長の折口雅博氏などは苦しいとき、数千万円の借金を抱え消費者金融、ノンバンクだけでなく、いわゆるトイチ(10日で1割の利息がつく)の町金などにまで手を出したと自著「プロ経営者の条件」(徳間書店)で告白しています。

そうした諦めない精神で現在の地位を築いた訳です。
ここが「お金(資金繰り)」の問題の難しいところです。
世間一般では「もう止めたほうがいい」と思えても、本人の強い意志が苦しい状況さえ跳ね返して成功を掴み取ることも充分にあるのがビジネスというものなのです。

もし、どんな地獄を背負ってもそれを跳ね返していくのだという腹を括れるなら、とにかくどこかから借りてくる(但し、違法なものには手を出していけません)、支払いを待ってもらう・・・ありとあらゆる手段で危機を乗り越えましょう!


さて、これらはあくまで私の意見です。
先にも書いたとおり個々人の状況にもよりますし、それこそ「あなた」がどう判断をくだすのかが全てです。

経営者は全て自己責任ですから、私のアドバイスの結果にしたがっても、そうでなくても私も責任は取れません。
 だからこそ、10分でも(できれば1時間くらいは)冷静に自分は『どうしたいのか』ということを見極め、かつ腹を括っていただきたいのです。

この時間が少しでも冷静さを取り戻す時間になっていれば幸いです。
 



資金難を乗り越えた有名経営者のエピソード

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